ことしも残すところ1か月を切り、沖縄本島北部の各地では、年の瀬らしいイベントが開かれました。

先月4年ぶりに名護市で開かれた「屋部川七色にじまつり」。

地域の人に親しまれてきた資源を活用し、町おこしにつなげようと、屋部地域の7つの地区が開いたものです。屋部川でのカヌー体験など多くの催しを楽しめるこの企画。一番のみどころは名護市消防団による「七色放水」です。

市民
「みて!緑色!」
「虹がきれいだった」

4年ぶりの開催とあり会場は大賑わいとなりました。

同じく名護市で行われたのは園児を対象とした防火研修。空気の乾燥で火災が発生しやすいこの時期に火の扱い方などを学んでもらおうと開かれ、市内30の保育園から452人が参加しました。

参加した園児
「怖いところもあるけど楽しかった」
「ちょっと難しかった。(きょう学んだことを)一番大切にする」

名護市消防本部 安里順消防長
「ここで学んだことを家に帰って家族のみなさんに話してもらって、火遊びを絶対しないように」

参加した子どもたちは楽しみながら防火への意識を高めていました。

「足踏み水車を作ってくれてありがとうございました」

こちらは県内では珍しい水車がある恩納村喜瀬武原地区。新たに体験型の水車が設置されました。

セレモニーに参加した地元の小学生たちは、実際に体験し水の豊かな地域の特性を肌で感じた様子でした。

恩納村喜瀬武原区 外間清志区長
「喜瀬武原は自然が豊かで水が豊かで、毎日の生活の中にうるおいが出ることを誇りに思い活動に取り組んできた」

この時期にあわせてイルミネーションも開催されています。

変わって金武町に登場したのは高さ11メートルの巨大ツリー。

男の子
「生でみたから、いつもよりきれいに見えたと思います」
女の子「いろんな色に光っていてすごかったです」
女性「毎年こちらでツリーが飾られるのを楽しみにしていて、きょう子どもたちと見に来られて嬉しいです」

これは金武町商工会青年部のOBらが、地域を盛り上げようと毎年行っているもので3万7000個のLEDが夜空を照らしています。

クリスマスツリーは今月26日まで点灯しています。