V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカの最新情報などをお伝えする【V×V(ブイブイ)TuesDay】
今回は バスケットボール、長崎ヴェルカの話題です。

先週末、3週間ぶりにB1リーグが再開しました。
川崎との2連戦を、日本代表の馬場選手と、12月5日が25歳の誕生日、荒谷選手にフィーチャーして振り返ります。

土曜日の第1戦(GAME 1)
中地区首位を走る川崎に対して、ヴェルカの“立ち上がり”は本調子には程遠く、第1クォーターはわずか11点に抑えられます。

追いかける展開のなか、長崎ヴェルカは荒谷のスリーポイントや、馬場の得点などで反撃。

2点差まで詰め寄った最終・第4クォーター、残り11秒──
まさに土壇場に 馬場の“狙いすましたシュート”で同点となり、延長戦へともつれこみます。

ところが、その延長戦、ここまでチームを牽引した馬場が5ファールで退場。

試合時間は残り15秒。
1点ビハインドのヴェルカはリバウンドを拾って逆転のチャンスを迎えますが、速攻を狙った荒谷のパスは無念にも相手に渡ってしまいました。

結局、3点差で惜敗。試合後のコート上には涙を流す荒谷の姿がありました

リベンジを誓った第2戦(GAME 2)

今シーズン 長崎ヴェルカの強さを象徴するのが“同じ相手に連敗しない”ことです。

立ち上がりに苦しんだ1戦目とはうって変わり、馬場、荒谷と、序盤からリズムよく得点を重ねていきます。

荒谷が速攻に繋がるアシストをマークすれば、同点で迎えた第3クォーターには馬場が自身の代名詞であるダンクシュート「BABA BOOM!」で流れを引き寄せます。

さらにもう1本!「BABA BOOM!」の“おかわり”もあり、この日、馬場は15得点でMVPに選ばれました。

一方、荒谷は終盤にスリーポイントをお見舞いするなど、この日、2ケタ、10得点の活躍でした。

敗戦から見事なカムバックを見せつけ「同じ相手に2度負けない」ヴェルカのバスケで勝利しました。

馬場雄大選手:
「本当に 長崎ヴェルカに入ってから、すごくいい経験をさせてもらっています。これからも まだまだ試合が続くので、たくさんの応援をいただいて、長崎から日本へということで、みなさんでB1優勝を狙っていきたいと思っています。一緒に頑張っていきましょう」

60試合のうち4分の1を超える16試合が終わりました。
ヴェルカは10勝6敗で、西地区3位です。ここまでに10勝以上をあげているのは全24チーム中、7チームしかいません。

ヴェルカの「同じ相手に連敗しない」「1試合ごとに成長し続ける」強さが、いい結果をもたらしています。

6日は佐賀バルーナーズとの西九州ダービーです。5日現在、佐賀は西地区7位。今シーズンB1に昇格したもの同士、負けるわけにはいきません。