◆福岡・うきは市に誕生


福岡県うきは市に誕生したラグビーチーム、ルリーロ福岡。国内最高峰の選手達が集まる「リーグワン」参入を目指し、ゼロからのチーム作りに励んでいます。


福岡県うきは市。約3万人が暮らす緑豊かなこの街で、ラグビーの新チームが誕生しました。


◆「リーグワン」参入目指す


ルリーロ福岡。国内最高峰のラグビーリーグ「リーグワン」参入を目指しています。今年4月に発足し、現在は、浮羽究真館高校のグラウンドを借りて練習に励んでいます。


ルリーロ福岡代表 島川大輝さん「たくさんの方が支えていただいているプロジェクトなので、福岡中、九州中、そして日本に、世界にチャレンジできたらいいなと思います」

◆夢はまだ捨てられない


現在のメンバーは25人。地域密着型のチームは去年の春、廃部した「コカコーラレッドスパークス」、さらには今年の春活動休止を発表した「宗像サニックスブルース」で活躍した選手などで構成されています。

選手兼コーチとしてチームに加わった、田代宙士(ひろし)さんです。うきは市の隣にある田主丸町(現・久留米市)出身で、宗像サニックスブルースで14年間プレーしていました。

田代宙士さん「本当は引退する予定だったんですけど、シーズン中にけがをしてまだ燃え尽きてなくて、さらに地元でラグビーチームが誕生するということで、もう一回頑張ろうという気持ちになりました」

◆地域や友に支えられて


仕事日中は、チームのスタッフとして働いています。スポンサー獲得に向け、汗を流す毎日です。この日は地元の飲食店で営業活動です。


説明する田代さん「僕が去年まで所属していたチームはリーグワンに所属していて、ルリーロも2年後に入るとそういう目標でやっています」
店主「いろいろストーリーがあるけんね、そういうのに参加させてもらうだけでも」


スタッフ仕事の傍らでこんなことも、自身の友人が経営する果樹園でフルーツ栽培のお手伝いをしています。


友人の右田英嗣さん「帰ってくるというのと同時に『ここで働かせて』というお話をいただいたんですけど、即答で。僕も全力で応援したいですし、少しでも力になれたらなってことで。本当に熱い男ですので」

◆初の試合に臨む


7月3日は、ルリーロ福岡にとって初めての対外試合。田代さんはけがのため、コーチとして見守ります。


円陣「1発目のゲームなので、思い切って楽しんでやりましょう。1、2、3、ルリーロ!」


7人制の特別ルールで行われた試合は開始早々、ルリーロ福岡が先制のトライを奪うと、再びトライを決め、12対0で前半を終えます。しかし、後半に入ると相手に主導権を握られます。勝利とはなりませんでしたが、大きな一歩を踏み出したルリーロ福岡。福岡のラグビー界を再び盛り上げる存在になりそうです。



田代さん「みなさまに感動を、笑い、夢を届けられるようなチームになりたいと思っています」