新潟県の上越地域の医療態勢を話し合う「上越地域医療構想調整会議」が開かれ『新潟労災病院』を2025年度中に“閉院”する方針が4日に決まりました。

1958年に開院した新潟労災病院は、2022年の時点で常勤医の人数や稼働病床の数が4年前と比べ半分程度に減っていて、調整会議は医療機能の再編を同年7月から検討してきました。

「新潟労災病院で減る病床が、他の病院に増床という形で移ることにはならない、そういう医療機能再編ということであります」

手術機能や入院機能など、新潟労災病院の5つの機能は県立中央病院や上越総合病院など上越市内の6つの病院に移ることになります。

職員の移籍先については、新潟労災病院と6つの病院で協議しながら円滑に決めていきたいとしています。