中国で1400年以上前につくられた石仏が、まさかの姿に。一体なぜ?

四川省で、おととし発見された石仏。中国メディアによりますと、1400年以上前に彫られたとみられ、学術的な価値は非常に高いとされています。この石仏が、突然…。

なんと、ペンキで赤や緑などの色に塗られてしまったのです。よく見ると、それぞれ表情もつけられています。

その後の調べで、ペンキを塗ったのは地元の高齢者たちと判明。「感謝の気持ちで色を塗った」と話しているということです。

今後、修復に向けた調査が行われる見通しですが、高齢者が“善意”で行った行為であることから、現地当局の関係者は、「厳しい処罰は難しい」との見解を示しているということです。