北陸信越運輸局は4日、IRいしかわ鉄道から申請されていた、北陸新幹線敦賀開業後にJRから経営を引き継ぐ金沢以西の旅客運賃の設定について認可しました。

北陸信越運輸局が認可したのは、10月4日付けでIRいしかわ鉄道から申請されていた金沢~大聖寺間の旅客運賃設定で、金沢~大聖寺間は普通運賃が1020円、通勤定期1か月が2万7680円、金沢~小松間では普通運賃が610円、通勤定期1か月が1万7860円となっています。

今回認可されたのは、いずれも運賃の上限額で、今後、IRいしかわ鉄道では上限の範囲内で実際に適用する運賃を設定し、運輸局へ届け出る予定です。運賃の改定は、JR西日本から経営分離される来年3月16日に行われます。