パレスチナ自治区ガザの北部を掌握したイスラエル軍ですが、地上侵攻を南部へ拡大しているとイスラエルメディアが報じています

イスラエルの有力紙「ハーレツ」によりますと、“イスラエル軍の地上部隊はすでにガザ南部へ進軍を開始し、地上侵攻を拡大している”としています。

また、この進軍にともなう空爆がガザ南部ハンユニスとラファで行われ、中東メディアのアルジャジーラは“3日、あわせて30人以上が死亡した”と報じています。

一方、ハマスは3日午前、「24時間で700人以上のパレスチナ人が殺害された」とSNSに投稿。「イスラエル軍がガザ全土で残虐行為を繰り返していて、安全な場所はどこにもない」と非難しています。

イスラエル軍の報道官は、“ガザ全土でイスラエル軍は活動している”と明らかにしており、南部の本格的な地上戦の開始も懸念されています。