交通事故や犯罪が増える年末に向け、警視庁が重大な交通事故や特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。

3日、江戸川区のJR平井駅前で、重大な交通事故や特殊詐欺の被害防止を呼びかける警視庁のイベントが行われ、地域の住民や交通少年団などおよそ50人が参加しました。

イベントでは、江戸幕府の第8代将軍・徳川吉宗が命名したとされる地元の名産品の「小松菜」や事故や犯罪被害への注意を呼びかけるチラシを通行人に配布しました。

また子供の交通事故を減らすため、全国それぞれの自治体で活動している「交通少年団」の中で、1970年に全国で最初に結成された「小松川交通少年団」による“小松菜ダンス”も披露されました。

小松川署管内の交通死亡事故は2018年からこれまでに17件で、そのうちの7割に70歳以上の高齢者が関与しているということです。

小松川署の臼池啓明署長は「12月は事件事故が例年やや増える傾向にあります。高齢者の方は事件事故にあうことなく元気に暮らしてほしい」と話しました。