■第311回日本体育大学長距離競技会、第7回 NITTAIDAI Challenge Games(2日、横浜)

世界陸上ブダペスト女子5000mで8位入賞の田中希実(24、New Balance)が2日に行われた記録会の女子5000mに出場、でパリ五輪参加標準記録(14分52秒00)をクリアすることが出来ず今大会でのパリ五輪日本代表はお預けとなった。

この種目で日本記録保持者の田中は今年8月に開催された世界陸上ブダペストで8位に入賞していたため、今大会で参加標準記録を上回ればパリ五輪の代表に内定する。

レースは終盤まで田中、元日本記録保持者の廣中璃梨佳(23、日本郵政グループ)、積水化学の木村友香(29)などの日本勢に加え、エカラレ・ヘレン(24、豊田自動織機)、スーサン・カモソ(18、ヤマダホールディングス)のケニア勢が先頭で様子をうかがう展開となる。


残り4周となったところでスーサンが抜け出し、14分59秒63でそのままゴール。続いて田中が15分07秒40で2着、廣中が15分07秒43で3着でゴールした。
田中はパリ五輪参加標準には約15秒ほど届かず、代表内定を決めることはできなかった。