気候変動対策について話し合う国連の会議・COP28で、岸田総理は「今後、排出削減対策を講じていない新たな石炭火力発電所の建設はしない」と表明しました。宮本記者の報告です。
温室効果ガスの排出削減について話し合う場に2年ぶりに出席した岸田総理。脱炭素の取り組みをアピールしました。
岸田総理
「日本は、自身のネット・ゼロへの道筋に沿って、エネルギーの安定供給を確保しつつ、排出削減対策の講じられていない新規の国内石炭火力発電所の建設を終了していきます」
日本は、G7=主要7か国のなかでも化石燃料を使った火力発電への依存度が最も高いと批判されていることから、政府関係者は「“新たには作らない”と表明する意義がある」と強調します。
ただ、日本の取り組みは新たな技術を活用しながら、引き続き、化石燃料を使うことを想定していて、NGOなどから「不十分だ」との声が上がっています。
また、岸田総理は、議長国のUAE=アラブ首長国連邦が掲げた「世界で再生エネルギーの容量を3倍にする」という目標に賛同すると表明しました。
産油国でありながら“脱炭素”を掲げるUAEと連帯し、議論を後押ししたい考えです。
この先、排出削減をめぐる議論は難航が予想されますが、もはや「地球が沸騰している」とまで言われる今、日本が存在感を示し、道筋をつけられるのかが問われます。
注目の記事
高市一強の陰で「民主王国」北海道で大敗した中道・落選議員の現在地…資金難、どぶ板、市長選の影 長く先の見えない浪人生活の苦闘

「病院で顔面蒼白に…」給食のリンゴをのどに詰まらせ意識不明 意識戻らぬまま3歳に…24時間つきっきりの在宅看護 家族の今は【前編】

【画期的】異国の地で息子が過労自死…「元気だった息子を返して。二度と犠牲者を出さない決意を社会に示して」再発防止を希求した遺族の闘い 企業と共同で「海外派遣者健康管理マニュアル」を策定

“チャーハン症候群”にご注意! においや味で見分け困難…熱に強い食中毒菌 対策は?【Nスタ解説】

気がつくと指がボコボコに…1本の指に数十個の“水ぶくれ” 夏に増える「汗疱(かんぽう)」とは? 水虫との違いや予防策を医師が解説

【詐欺の実態】「100%損失しない」「あなたに逮捕状」 拡大する特殊詐欺









