2015年に殺害された当時17歳の女子高校生の遺族が新潟市で講演し、被害者遺族の苦しみや悲しみについて語りました。
【2015年に17歳の妹を殺害された伊藤咲貴さん】「8年経っても心が潰れないように常に自分を奮い立たせて毎日を過ごしています」

講演したのは2015年に東京 江戸川区で起きた事件で当時17歳の高校生だった妹を殺害された伊藤咲貴さんです。

犯罪被害者と遺族を支援する連絡協議会のメンバーや警察、市町村の担当者らおよそ130人を前に伊藤さんは、自身の経験を踏まえ被害者支援の必要性について訴えました。

【伊藤咲貴さん】「あの時どう過ごすのが正解だったか分からず後悔しています。正解も不正解もないのかもしれませんが、少しでも負担がないように過ごせるようなサポートを考えていただきたいです」

犯罪被害者や遺族への支援をめぐっては県内では「にいがた被害者支援センター」が電話相談や裁判所、病院への付き添いなどを行っています。
