宮内庁は来年1月2日に実施する新年の一般参賀について、抽選なしで実施し、4年ぶりにほぼコロナ禍前の状態に戻すと発表しました。

天皇皇后両陛下や皇族方が宮殿のベランダに並び、国民の祝賀に応える新年の一般参賀。3年ぶりに実施された今年は、人数を絞るため、事前の申し込みによる抽選を行い、1回の入場者は1500人程度に絞られました。

宮内庁は来年の参賀について、抽選を行わず、午前に3回、午後に2回実施すると発表しました。1回あたりの入場者は今年のおよそ13倍の2万人程度で、4年ぶりにほぼコロナ禍前の状態で実施されることになります。

また、宮内庁は参賀に訪れた人が多い場合は回数の追加を検討していて、入場する際の手荷物検査や職員の誘導に協力するよう呼びかけています。