4年前に火災が起きたフランス・パリのノートルダム大聖堂で再建中の尖塔が姿を現しました。

記者
「火事から4年7か月が経ちました。工事用の足場の隙間から新しい尖塔が見えます」

2019年4月、パリのノートルダム大聖堂で火災が発生し、シンボルだった尖塔や屋根が焼け落ちました。

本格的な再建工事はおととしの秋から始まり、29日までに新しく作られた尖塔が外からも見えるようになりました。

修復を担当する国の機関は、「尖塔は年末までに消失前と同じ96メートルの高さに復元され、その後、装飾品が取り付けられる」と話しています。

パリ市民
「嬉しいです。あの日、バルコニーから火事をみてショックでしたから」
「修復に携わる人たちに頭があがりません」

ノートルダム大聖堂は再建工事を終えたあと、来年12月8日に一般開放を再開する予定です。