11月29日は「いい肉の日」。お得に購入できるということで、きょうは宮崎牛を食べようという人もいるんじゃないでしょうか。ということで、宮崎牛のステーキを自宅でおいしく焼くコツをプロに教えてもらいました。

焼肉や鉄板焼を提供する宮崎市の「橘通りミヤチクAPAS(アパス)」。

今回、朝稲店長に、宮崎牛のロースステーキを自宅のフライパンでおいしく調理する方法を教えていただきました。

まず、肉を解凍する段階からポイントが。

(橘通りミヤチクAPAS・朝稲一生店長)「もし冷凍のものを買われていたら、解凍のときに、なるべく電子レンジなどは使わずに、半日くらい前に冷蔵庫にうつしていたいだて、ゆっくりと解凍していただいた方が、ドリップといってうま味成分が肉汁がにげませんので、ゆっくり解凍していただくのをおすすめしています」


そして、いよいよ調理。


うま味を逃がさないため、肉はなるべく、カットする前の大判の状態で焼くのがベスト。


油は、できるだけ牛脂を使い、塩は、焼く前に肉にかけておきます。では、焼くときの火加減は・・?

(橘通りミヤチクAPAS・朝稲一生 店長)「焼いていく段階で、肉汁がどんどん出ていきますので、表面をしっかりと、強火で焼き上げて、うま味を閉じ込める方法をやっていただきたいと思います」


まずは「強火」で焼き半分程度めくって、焼き目を確認。
1分から1分半程度焼いたらひっくり返します。
うま味や油を逃がさないために、ひっくり返すのは一度だけにします。

ひっくり返してからさらに1分から1分半程度焼いたあとは・・・

(橘通りミヤチクAPAS・朝稲一生 店長)「一度、ガットかお皿でもいいので置いいていただいて、まだ中が冷たい状態なんですよ、なのでここで少し寝かしてもらうとですね、今じわーっと焼いた油が中の方に伝わっていきますので、中まで熱が通るんですよ」



すぐに食べたいのを我慢して一度、5分ほどお皿などに置いて、全体に熱を伝え、油を浸透させます。上にアルミホイルを置くと、時間短縮です。


そして、これまではレアの状態ですが、もう少し焼きたい人は、ここで、カットして、「弱火」で最終調整していきます。

最後にコショウで風味をつけてできあがりです。


(長友幸生記者)「とてもやわらかいです。口の中で肉のうま味がひろがって脂も広がってとてもおいしいです」

(橘通りミヤチクAPAS・朝稲一生店長)「きょうは11月29日ということで、いい肉の日になっております。伝えたポイントで焼いていただければ、おいしく宮崎牛が焼けると思いますのでぜひ試してみてください」

(感想)