冬の一時金=ボーナス削減の撤回を求め、岩手医科大学の職員でつくる労働組合が29日、大規模なストライキを行いました。

ストライキを行ったのは、岩手医大に勤務する看護師や事務職員などおよそ1800人で構成する「岩手医大教職員組合」です。
29日は盛岡市の内丸メディカルセンター周辺におよそ40人の組合員が集まり、デモ行進しました。
組合は大学に冬のボーナスの増額を求めていましたが、大学側は光熱費の高騰などにより経営状況が厳しいという理由から冬のボーナスの削減を提示しました。
組合はこれを受け、ボーナス削減の撤回を求めて午前8時半からおよそ40分間、組合員440人がストライキを行いました。
岩手医大によりますとストライキによる附属病院の診療への影響は無かったということです。同組合による大規模なストライキは2011年以来、12年ぶりです。