岸田総理は28日、通信社が主催する会議に出席し、国内の経済対策や国際情勢について触れ、「内外の難局に不退転の決意で臨んでいきたい」と述べました。

岸田総理
「国内においては経済対策。これを進めていく、これに強い覚悟を持って臨んでいきたいと思っておりますが、緊迫した国際情勢を大きく左右する各国の政治体制が変わっていく。内外の難局に不退転の決意で臨んでいきたいと思います」

岸田総理は国内の課題について「来年、再来年に向けて、新しい日本経済のステージを引き寄せなければならない」と述べました。

また、国際社会については、ウクライナ情勢やイスラエル・パレスチナ情勢が緊迫の度を増す一方、来年は、アメリカや台湾、韓国などで大統領選や総選挙などが行われるとして、「緊迫の1年、外交において万全の体制で臨んでいきたい」と語り、国内外の諸課題に全力で取り組む姿勢を強調しました。