歴史的に重要な文書や絵画を登録しているユネスコの「世界の記憶」に、政府が広島の原爆を記録した写真などを推薦することを決めました。
「世界の記憶」は、フランスの人権宣言やドイツの詩人・ゲーテの日記など、人類の重要な記録物を国際的に登録する制度の一部です。
政府はきょう、▼広島への原爆投下について記録した写真1532点と映像2点、▼さらに、増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書を推薦することを決めました。原爆投下を記録した写真には、爆心地近くで撮影されたきのこ雲や、被爆翌日の広島市中心部の焼け跡、負傷した住民の様子などが記録されています。
岸田総理
「原子爆弾の投下によって被爆された市民、あるいは報道カメラマンによって撮影された貴重な資料であると聞いております」
岸田総理はこう述べて、「『世界の記憶』に登録するにふさわしい貴重な重要な遺産である」と語りました。これらが「世界の記憶」に登録されるかどうかは、被爆80年となる2025年に決まる見通しです。
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