中国北部で肺炎などの呼吸器疾患にかかる子どもが急増しています。なかには病院で点滴を受けながら宿題をする子どもたちも。いったい何が起きているのでしょうか?
記者
「北京の小児科の病院には朝からひっきりなしに子どもたちが訪れています」
北京にある病院のけさの様子です。体調を崩した子どもたちが、次々と中に入っていきました。
保護者
「うちの子はマイコプラズマ肺炎です。病院は混んでいて行列ができていました」
「きのう病院に来て、ようやく予約がとれました。金曜の夜にも来たけど、全然予約できませんでした」
いま、中国では北部を中心に肺炎などの呼吸器疾患にかかる子どもたちが増えています。
中国のSNS上には、非常に混雑した病院の中の映像が多く投稿されていて、国営の中央テレビも点滴を受ける患者が待合室にまであふれている様子を伝えています。
北京小児病院の医師
「毎晩、さまざまな診療科の医師が残業しており、各医師は一晩に少なくとも30件はオンライン診察をしています」
また、こちらは子どもたちが点滴を受けながら宿題をしている映像です。こうした状況について専門家は…
中国の感染症対策専門家
「熱があるだけで咳もひどくなく、家の中を走り回れるようであれば、家庭で経過を観察しましょう。病院でのリスクを減らすことをお勧めします」
国家衛生当局によりますと、呼吸器疾患の原因は「インフルエンザ」や、「肺炎マイコプラズマ」「アデノウイルス」などが主流だということです。
中国 国家衛生健康委員会 報道官
「中国における最近の急性呼吸器疾患の持続的な増加は、複数の呼吸器病原体が重なっていることと関連している」
中国政府は対策として、診察室の増設や診療時間の適切な延長、学校などでの感染拡大防止策の徹底を呼びかけています。
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