任期満了に伴う高知県知事選挙と高知市・宿毛市の市長選挙は26日、投開票が行われました。知事選は現職が再選、宿毛市長選は現職が3選、高知市長選は新人が初当選を果たしました。

高知県知事選挙は即日開票の結果、無所属の現職・濵田さんが新人3人を大差で破り、2期目の当選を果たしました。(濵田省司:19万7816票・米田稔:3万3303票・中島康治:8661票・山下陽一:2916票)

(2期目の当選 濵田省司氏)
「向こう4年間も県政の進化を図っていくこと、そして最大の課題であります人口急減問題に関しまして対策をしっかり打っていく、こういった訴えが評価をいただいたと思っています」

県知事選の投票率は過去最低の42.47%で、前回を5.2ポイント下回りました。

また、高知市長選挙は無所属の新人・桑名さんが現職の岡崎さんを2061票差で破り、初当選を果たしました。(桑名龍吾:5万4600票・岡崎誠也:5万2539票)

(初当選した 桑名龍吾氏)
「100年来の県庁と市役所の溝を埋める大仕事を私がやれることに、本当に緊張感もありますしこれをもって本当に高知市・高知県の発展というものが作られるものと私も信じているところです」

高知市長選の投票率は40.34%で、前回を3.06ポイント下回りました。

宿毛市長選挙は現職の中平さんが新人の岡崎さんを破り、3期目の当選を果たしました。(中平富宏:5840票・岡崎利久:4814票)

(3期目の当選 中平富弘氏)
「宿毛市の未来予想図を市民の皆さんと一緒になって描いてまちづくりの姿をお示しをしながら一緒になって作っていく、宿毛市が変わっていると実感してもらえるようなそういったものを示していきたい」

投票率は66.07%と、過去最低だった前回を7.97ポイント上回りました。