26日に行われた高知市長選挙は、即日開票の結果、無所属の新人・桑名龍吾(くわな・りゅうご)さんが初当選を果たしました。

26日に投票が行われた高知市長選挙は無所属の新人桑名龍吾さん54,600票、現職の岡﨑誠也(おかざき・せいや)さん52,539票で桑名さんが激戦を制しました。桑名さんは県議会議員を4期16年務め、自民党、公明党が推薦していました。
(桑名龍吾 氏)
「いま、岡﨑誠也さんから、私がバトンを受け取りました。そして、これまでの市政の良いものはさらに良くして、足らざるは足して、変えるべきものはしっかり変えていく。そういった市政というものを心がけていきたい。100年来の県庁と市役所の溝を埋める、(それを)負う仕事を私がやれることに、本当に緊張感もありますし、これをもって、本当に、高知市・高知県の発展というものが作られると、私も信じているところでございます」

一方、6期目を目指した現職の岡﨑さんはあと一歩及びませんでした。

(岡﨑誠也 氏)
「多くの皆様方に感謝申し上げますが、あと一歩で、我々の様々な政策が実現できなかったということで、大変残念でございます。その『あと一歩届かなかった』というのは、私が、まだ力量が足らなかったということだと思います。その点は、皆様方にお詫びを申し上げたいと思います」
高知市長選の確定投票率は40.34%で、前回を3.06ポイント下回りました。(前回43.40%)
現職の5期20年間に渡る市政への評価が争点となった今回の高知市長選挙は新人の桑名龍吾さんが初当選を果たしました。