26日投票が行われた高知市長選挙は即日開票の結果、無所属の新人・桑名龍吾(くわな・りゅうご)さんが初めての当選を果たしました。

26日に行われた高知市長選挙は午後9時半から開票作業が始まり、無所属の新人・桑名龍吾さんが6期目を目指した現職の岡崎誠也(おかざき・せいや)さんを破り、初当選しました。

自民党、公明党が推薦した桑名さんは61歳。県議会議員を4期16年務め、議長も経験しました。選挙戦では「新しい風を、高知市に」をスローガンに、5つのまちづくりビジョンと10の基本政策を掲げ、「安心できる子育て環境をつくる」ことや、「県都としての力強い産業振興と新たな雇用をつくる」ことなどを訴えていました。

さらに、県知事候補の濵田さんとの協力体制を前面に打ち出し、「県庁と高知市の溝を埋めることは自分にしかできない」と支持の浸透を図りました。

高知市長選の確定投票率は40.34%で、前回を3.06ポイント下回りました。(前回43.40%)

現職の5期20年間に渡る市政への評価が争点となった今回の高知市長選挙は新人の桑名龍吾さんが初当選を果たしました。