26日に投票が行われた高知県知事選挙は即日開票の結果、無所属の現職・濵田省司(はまだ・せいじ)さんが2回目の当選を確実としています。一方、高知市長選挙は、午後9時半から開票作業が始まりました。現職で6期目を目指す岡崎誠也さんと元県議会議員で新人の桑名龍吾さんの一騎打ちの戦いとなっていて、各事務所には支持者が集まり開票の結果を待っています。事務所から中継です。

(今橋広海 記者)
「岡﨑さんの選挙事務所です。現在30人ほど応援する人たちが駆けつけていて状況をテレビの前で見守っています。現在、岡﨑さんは別の場所で待機しているとで、結果が分かり次第こちらの事務所に向かってくるということです」

(竹村総平 記者)
「高知市はりまや町の桑名さんの選挙事務所です。午後8時半ごろから支援者の方が続々と集まってきていて、現在は80人ほどが選挙の結果が出るのを待っています。桑名さん本人は自宅で待機していて結果が出次第、こちらで挨拶をする予定です。5期20年の岡﨑市政からのチェンジ、そして濵田県政との連携を掲げて戦ってきた桑名さん、きのうのマイク納めの後には選挙戦を通して知名度アップも政策の浸透も図れたと手応えを話していました」

高知市長選の確定投票率は40.34%で、前回を3.06ポイント下回りました。

一方、高知県知事選挙は即日開票の結果、無所属の現職・濵田省司(はまだ・せいじ)さんが2回目の当選を確実としています。

(濵田省司さん)
「2期目に向けまして県民のみなさんの信託をいただけるということが確実になったと率直にうれしいです。コロナ禍への対応も含めて県民の皆さまには合格点をいただいたということだと思いますしそれを踏まえて向こう4年間の県政の進化を図っていくこと、そして最大の課題である人口急減問題に関しまして対策をしっかり打っていく、こういった訴えが評価をいただけたと思います」

高知県知事選挙は即日開票の結果、無所属の現職・濵田省司さんが新人3人を破り、2回目の当選を確実としています。

敗れた無所属の新人米田稔(よねだ・みのる)さんのコメントです。

(米田稔 氏)
「結果は残念でしたけど大きなものを得たと私は思っています。何よりも17日間元気に全県を駆け巡り頑張りぬくことができた、現職相手に私は互角の戦いをやることができた、この思いでいっぱいです。みんなで戦い切った知事選挙だということを本当に確信しています」

知事選の確定投票率は42.47%で、前回を5.2ポイント下回りました。(前回47.17%)