来年3月に開業する北陸新幹線の金沢・敦賀(福井)間で行われている走行試験で、速度が営業運転時の最高となる時速260キロに到達しました。

北陸新幹線の延伸区間で営業用の車両W7系を使った走行試験は9月下旬から始まり、徐々に速度を上げながら安全性などを確認しています。

鉄道・運輸機構によりますと、24日未明に営業運転の最高速度となる時速260キロで、問題なく走行できることを確認したということです。

走行試験は来月9日まで行われた後、車両の管理はJR西日本に引き継がれ、国土交通省の完成検査を受けます。JRでは運転士による訓練運転を行い、来年3月16日の金沢・敦賀間の開業に備えます。