木原防衛大臣は、21日に北朝鮮が打ち上げた『何らかの物体』について、「仮に偵察衛星を保有・運用するに至った場合、我が国地域および国際社会の平和と安全を一層脅かす恐れがある」と懸念を示しました。

木原稔 防衛大臣
「(北朝鮮が発射し)地球を周回している何らかの物体がいかなる機能を果たしているかなど、詳細については引き続き分析中ということであります」

木原防衛大臣は26日、このように述べた上で、北朝鮮が「今回の発射によって、衛星打ち上げについて一定の技術的進展を得たものと考える」との認識を示しました。

また、「仮に偵察衛星を保有・運用するに至った場合は、北朝鮮の核・ミサイルの運用能力はさらに向上し、我が国地域と国際社会の平和と安全を一層脅かす恐れがある」と懸念を示しました。