■Jリーグ 第33節 横浜Fマリノス-アルビレックス新潟(24日、日産スタジアム)

残り2節となった明治安田生命J1リーグ。勝てば暫定ながら首位浮上の横浜Fマリノスはホームでアルビレックス新潟と対戦し、スコアレスドローで首位浮上はならなかった。明日25日に首位のヴィッセル神戸が勝てばリーグ初制覇となる。

スターティンメンバーにはGKに一森純(32)、DFは右から松原健(30)、角田涼太朗(24)、エドゥアルド(30)、吉尾海夏(25)、MF中盤の底には喜田拓也(29)、山根陸(20)そしてトップ下にナム テヒ(32)、FWには超強力3トップ、ヤン マテウス(25)、アンデルソン ロペス(30)、エウベル(31)が名を連ねた。

前半、再三のチャンスも得点に結びつかないFマリノス。アディショナルタイムにはヤン マテウスがカットインして左足を振り抜いたが、新潟のキーパー小島亨介(26)に阻まれスコアレスで前半を折り返した。

シュート数は二桁放つも0点に抑えられたFマリノスは前半の勢いそのままに選手交代なしで後半に突入。後半6分エウベル。17分にはナム テヒ。何度となくシュートを放つもネットを揺らすことができない。

流れを変えたいとマスカット監督(50)は後半19分、一気に「3枚変え」渡辺皓太(25)、上島拓巳(26)、西村拓真(27)の3選手を投入。それでも均衡が崩れない今日の一戦。
残り10分を切ると、水沼宏太(33)、宮市亮(30)の両ウィングを投入。一層攻撃的に勝利への、連覇につながるゴールを奪いに行く。

しかし、最後の笛まで日産スタジアムにサポーターの歓喜は響かず、Fマリノスは今季のホーム最終戦をスコアレスドローで終えた。