■大相撲九州場所(福岡国際センター)

2敗で優勝争いトップの熱海富士(21、西前頭8枚目)と西大関の霧島(27)が、14日目の結びの一番で直接対戦することが決まった。

熱海富士は年6場所制となった1958年以降、初土俵(幕下、三段目付け出し除く)から史上最速の所要19場所での優勝を目指し、直接対決に勝てば初優勝に王手がかかる。

13日目は元大関の高安との接戦を制し、6連勝で11勝目(2敗)。3敗で追う琴ノ若(26、東関脇)が竜電に寄り切りで敗れ、一山本(30、西前頭14枚目)は翠富士の引き落としに屈し、3敗力士が消えた。結び前の一番で霧島が大栄翔を下し、熱海富士と一騎打ちの展開となった。

【14日目の取り組み(上位五番)】
 東    西
琴ノ若 ー湘南乃海
 錦木 ー若元春
貴景勝 ー 大栄翔
翠富士 ー 豊昇龍
熱海富士ー 霧島