「緊急避妊薬」は、性行為から72時間以内に服用することで妊娠を一定程度防ぐもので、現在国内で手に入れるためには医師の処方が必要です。
その「緊急避妊薬」を“医師の処方なし”に販売できるか『調査研究』を行うために、日本薬剤師会は11月28日から全国およそ150の薬局で試験的に販売を始める予定です。

販売価格は7000円から9000円を想定しているということです。
この取り組みについて「街の声」を聞いてみると…。

21歳 女性「確かに気軽でめっちゃいいなって」
20歳 男性「緊急時に駆け込める場所が、近くにある薬局にすぐに行けるようになるっていうのは良いと思います」
薬剤師(20代)「ちゃんと講習を受けた薬剤師のもとで買えるんだったら問題はないのかな」
一方で、避妊をせずに性行為をするケースが増えるのではないかと不安視する声も…。

31歳 女性「悩んでそのまんまにせず、気軽に行けるようになることは いいとは思うんですけど、(気軽に)軽視して『大丈夫だから』と思っちゃう人もいそうだなとは思います」
なかには転売の可能性を指摘する意見も上がりました。

67歳 女性「闇で売られてくるような形にならないとも限らないと思う。ある程度はお医者さんが介入した方が私はいいんじゃないかな」
薬局で買えることのメリットと課題について、医師の意見は…