沖縄県にだけ生息し、絶滅危惧種でもある珍しいトカゲの一般公開が熊本市動植物園で始まりました。

つぶらな瞳に、鮮やかな緑色の体、そして、なが~い尻尾。

沖縄県の宮古島だけに生息する「ミヤコカナヘビ」です。

名前に「ヘビ」とついていますがトカゲの仲間で、生息数が激減しているため、繁殖のため全国の動物園で飼育が進んでいます。

熊本には10月、東京の上野動物園から20匹がやってきて、そのうちの5匹を見ることができるということです。

熊本市動植物園 動物相談員 白木みちるさん「ミヤコカナヘビは緑に溶け込んでいるのでどこにいるか探すのを楽しんでほしい。ニホンカナヘビとの違いも見て楽しんでほしい」

ミヤコカナヘビを飼育している動物園は、九州では熊本市動植物園だけです。