また、“土佐の小京都(しょうきょうと)”四万十市中村(なかむら)では一條(いちじょう)神社の大祭(たいさい)が行われ、稚児行列(ちごぎょうれつ)では街中が華やかな雰囲気に包まれました。

一條(いちじょう)神社の伝統の祭り「一條大祭(いちじょうたいさい)」。周辺に出店(でみせ)が立ち並び、“いちじょこさん”と呼ばれ、市民に親しまれています。神社では「土佐中村一條太鼓(とさなかむらいちじょうだいこ)」の演奏が披露され、「幡多神楽」(はたかぐら)などの舞(まい)が奉納されました。

祭りを盛り上げるのは華やかな衣装を身に着けた子どもたちが、中心街を歩く「稚児行列(ちごぎょうれつ)」。今年はおよそ50人の子どもたちとその保護者らが参加。紅葉(もみじ)の飾りを手に歩く子ども達はカメラに手を振りながら笑顔を見せていました。

■訪れた人
「可愛らしいねぇ、いよいよ。」
「にぎやかですね。」
「久しぶりに来たけど楽しいねぇ、お祭りは…。」

天神橋(てんじんばし)商店街を通り抜け一條神社に到着すると、子どもたちは社殿(しゃでん)でお祓(はら)いを受け、健やかな成長を願いました。