祝日の23日、高知県いの町の椙本(すぎもと)神社では秋の大祭が開かれ、大勢の人でにぎわいました。午後には「おなばれ」も行われ、地域一帯が祭りの雰囲気に包まれました。

「いのの大国さま」として親しまれる椙本神社(すぎもとじんじゃ)では毎年11月23日に秋の大祭が開かれます。心地良い秋晴れのもと大勢の人たちが五穀豊穣や無病息災を祈って一つ一つ手づくりされた「古式福俵(こしきふくたわら)」を買い求めていました。

鎌倉時代に作られ、国の重要文化財に指定されている御輿(みこし)も拝殿にお目見え。祭りのムードが高まります。

午後からは「おなばれ」が行われ、天狗や獅子たちが町の中を練り歩きます。訪れた人たちはカメラに収めるなどして楽しんでいました。

獅子に頭を噛まれると1年を元気に過ごせるという言い伝えがありますが…
椙本神社の秋の大祭は23日午後9時ごろまで開かれています。