山口県山口市の山間部で、冬の訪れを告げる「柿のれん」が現れました。
関谷名加 アナウンサー
「鮮やかな色の実がたくさん連なって、まるでカーテンのようです。こちら現時点でおよそ7000個もの柿が吊り下げられているんですが、まだまだ増えるそうです」
日ざしを浴びてキラキラと輝く大粒の実。
冷たい冬の風に揺れるさまも趣があります。
冬の風物詩「柿のれん」が吊るされているのは、山口市阿東徳佐上の山本信さんの作業場です。

地域の農家7人が集まり、器用な手さばきで柿の皮をむいていきます。
実が大きくて種が少なく、甘みと食べ応えがあるという「愛宕柿」です。
きょうで作業開始から4日目。今週いっぱいかけて1万2000個あまりの干し柿を作るそうです。
柿をむいている女性
「ここへ来て皆さんとおしゃべりしながらやってるのは楽しいですね。この時期だけのことだし。この音が私も好きなもんで。シャッていう、歯切れのええ音がしてから」
この地区では、渋柿の皮をむき、吊るして寒風にさらす干し柿作りを、およそ30年前に始めました。
冬の寒さが厳しい阿東地区は、柿を干すのに向いていて今ではこの地区の名物に。市外から買いに来る人も多いそうです。
お正月の縁起物として20連ほど、まとめて買う人も少なくありません。
あとうふるーつしょっぷ 山本信 店長
「こんなにやるとこはなかなか少ないんじゃないかと思うんじゃけどね。なかなか干すまでに大変です。とにかく柿が大きいですけえね、すごい人気がええんです」
1か月ほど吊るして乾燥させると、渋みがなくなり濃厚な甘みが出てきます。
食べ頃を迎えた干し柿は、来月20日ごろから山口市阿東生雲東分の「あとうふるーつしょっぷ」で10個で1連、1500円で販売される予定です。
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