暖かな日差しのもと干されているのは、年末の贈答などに珍重されるカラスミです。

熊本県の天草地方では、このカラスミ作りがいま最盛期を迎えています。

カラスミは、ボラの卵を塩漬けにして乾燥させたもの。卵の袋を破いてしまうと価格に影響するとあって、ひとつひとつ丁寧に油分をふき取っていました。

約1か月自然乾燥させるとツヤのある濃いヤマブキ色のカラスミに。今シーズンは、3000本ほどの出荷を見込んでいます。