ジャニー喜多川氏による性加害問題で、SMILE-UP.社は被害者救済委員会がきょう、被害を訴えている人のうち35人に補償内容の伝達を始めたと発表しました。

SMILE-UP.社によりますと、被害者救済委員会が聞き取りなどをした被害者のうち35人に対して、きょう、補償額について伝達を始めたということです。

補償額は、被害の程度や凄惨さと被害者に生じたさまざまな生活上の支障や後遺症などの個別具体的な事情を踏まえて決めたとしています。被害者と合意し次第、支払うとのことです。

これまでに被害者救済委員会に対してジャニー喜多川氏による性加害を訴えたのは834人で、今後聞き取りなどをして、順次、補償額が示されることになるとしています。