JR東日本は21日、利用者の少ない路線について、昨年度の収支状況を公表しました。福島県内では、公表された4つの路線すべてで赤字で、利用の低迷が続いています。
JR東日本によりますと、昨年度、県内で最も赤字額が大きかったのは、水郡線の磐城塙と安積永盛の区間で、10億9100万円と、前の年度からおよそ2億円増えました。
また去年、全線で運転を再開した只見線では、収支はわずかに改善したものの、会津坂下から会津川口の間で、9億円あまり、只見から小出の区間では、7億7300万円の赤字でした。
県内では公表された4路線、9区間がすべて赤字で、JR東日本では「地元との協議を重ね地域の公共交通手段のあり方を検討したい」としています。














