第八管区海上保安本部によりますと、22日午前2時55分ごろ、韓国東海RCC(救助調整本部)から、八本部運用司令センターあてに、「韓国漁船「BOKGIL HO(ポッキル号)」が転覆し、乗組員6人のうち4人は救助されているが、2人が行方不明になっていることから救助活動の協力を願う」という旨の通報がありました。
現場は島根県浜田市の浜田港の北北西およそ102キロの日本海で、日韓漁業協定で定められている暫定水域ということです。
通報当時、隠岐島周辺海域にいた境海上保安部所属の巡視船「おき」が現場に急行し、行方不明者の捜索にあたっています。
転覆した船は、韓国籍の「NO519 BOKGIL HO」で、総トン数9.77トン、長さ15.42メートルの漁船です。
乗組員は6人で、韓国人3人、インドネシア人2人、ベトナム人1人。
うち4人は付近の僚船に救助されましたが、船長を含む韓国人2人が行方不明となっています。
午前5時半から、巡視船「おき」が現場に到着し、周辺海域の捜索を行っていて、午前8時頃から韓国の警備艦やヘリコプターなども周辺の捜索を行っています。
当時の気象状況は晴れ、南西の風13メートル、波の高さ1.5メートル、視程は20キロメートルだということです。














