自民党5派閥の「政治とカネ」 今後は?

藤森祥平キャスター:
新たに“政治とカネ”の問題がこのタイミングで浮上しました。
問題となっているのは、自民党の5つの派閥で政治資金収支報告書に記載されていなかった点です。

【パーティ券収入の不記載額】(※告発状による)
 ▼安倍派=約1900万円
 ▼二階派=約900万円
 ▼茂木派=約600万円
 ▼麻生派=約400万円
 ▼岸田派=約200万円
  合計 約4000万円 

小川彩佳キャスター:
これに関して、岸田さんは国会で「記載しなければならないところ、それが漏れていた。裏金うんぬんというご指摘には当たらない」と答弁していました。

小説家 真山仁さん:
一番大事なのは、同じことを繰り返さないことだと思うんですね。
「うっかりミスしました」って言いますけど、4000万円のミスは普通クビです。例えば銀行では“1円”合わないだけで見つかるまでみんな家に帰れません。だから、ミスということになると逃げられると思っているのは大きな間違いだと思います。

小川キャスター:
ミスということがありえるんでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
ミスというよりこれは意図的に献金者の名前を出さなかったということですけど、今後の焦点は4000万円で済むのかどうか。私の取材ではもう少し増えてくるんじゃないかと思います。

もう1つは、なぜ名前を隠したのか。献金する人たちは正式に献金しているわけですから、それをなぜ派閥の収入として載せなかったのか非常に謎なんですね。

3番目はこのお金を何に使ったのか。それが裏金でないというなら、ちゃんと領収書があるのかどうかという意味では相当疑問がわいてくるんですよね。ですから22日からの予算委員会でもしっかり解明してもらいたいですね。

藤森キャスター:
政治とカネの問題はずっと続いていますが、これを何とかする気概はあるのでしょうか。

真山さん:
最終的に総理の責任にすると、また繰り返されるだけです。だから隠蔽したことを自分たちで明らかにしないと、完全に元に戻ってやることができなくなるので、無理やり政局に持っていかれるよりは事実をきっちりと明らかにしてほしいですよね。

星さん:
以前からパーティーの問題は非常に不明瞭だと言われてきたので、この機会に法律改正を含めてきちんと対応することは、ある意味では岸田さんのリーダーシップが試される場面だと思います。