石川県かほく市宇野気のグループホーム一梅縁が、施設管理者の指示により全ての入居者の食事の量を半分近くに減らす虐待を行っていたことが明らかとなりました。

また入居者の体重が減っていたにもかかわらず、グループホームは「体重が変わっていない」と虚偽の内容を報告したということです。

市が今年9月までに複数回立ち入り検査を行い今回の事実が発覚。認知症などの要介護者を含む全ての入居者に対するケアを放棄したとして、市はこのグループホームに対し21日付けで指定取り消しの行政処分を行いました。

指定の取り消しは行政処分の中でも最も重い処分で、一梅縁を運営する内邦福祉会は今後5年間、同様の事業を行うことができなくなります。