いわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良を訴える人が全国で相次いでいる問題で、大麻グミを販売していたとみられる那覇市内の店舗に、先ほど当局の立ち入り検査が入りました。

愛久澤記者
「麻薬取締官や県の職員らが、大麻グミの問題で立ち入り検査に入りました」

九州厚生局沖縄麻薬取締支所と県の立ち入り検査を受けたのは、那覇市内にある店舗です。

20日に宮城県仙台市にあるこの店の系列店が立ち入り検査を受けた際に、大麻の類似成分であるHHCHと表記されたグミなど18種類の商品が確認されていて、同じ会社が経営する那覇市内の店舗にも、沖縄麻薬取締支所の立ち入り検査が入りました。

検査命令と販売停止命令の対象となった商品が販売されていないか、確認したとしています。

「大麻グミ」をめぐっては県内でもことし7月、大麻グミとみられるものを食べた10代の男性が数時間後に路上で倒れ救急搬送される事案が起きています。

厚労省はあすにも「HHCH」を「指定薬物」に指定し、来月2日にも所持と使用、販売を禁止する方針です。