2日開幕する夏の高校野球県大会を前に注目校を紹介するシリーズ「白球に込めて」。最終日の1日は大先輩の指導を受けながら22年ぶりの甲子園を目指す中津東です。

今大会、第3シードとして臨む中津東。練習時間の半分をノックに費やすなど高い守備力に磨きをかけ頂点を目指します。

(中津東・冨永瑞葵主将)「チーム全体の雰囲気も士気もあがってきて、みんなやるぞという気持ちで今は意気込んでいます」


攻守にわたってチームを引っ張るのはキャッチャーの林裕貴。的確な指示出しでこれまで何度もピンチをしのいできました。打撃では長打力と勝負強さでチームを勝利に導きます。

(中津東・林裕貴捕手)「バッティングも自信があるので、しっかりと常に自分がチームの勢いをつけられるようなバッティングだったり、守備を積極的にリーダーシップをとってやっていきたい」


一方、10年前から投手コーチとしてピッチャーの育成に励んでいるのはOBの秋吉勝彦さん、御年75歳です。

(中津東投手コーチ・秋吉勝彦さん)「それぞれ個性があるからポイントだけ教える。あとは本人が自発的に練習して飲み込んでもらえるのが一番いい」


そんな秋吉さんは豊富な経験からピッチャー鳴海の体の柔らかさを見抜き、つい3か月前にオーバースローからサイドスローへの転向を勧めました。すると鳴海は急成長を遂げエースに躍り出たのです。

(中津東・鳴海光晟投手)「試合終わりに自分の悪かったところをしっかり見てくれて直せることもできたし、自分の力にもなったと思う」


最後に甲子園に出場したのは2000年の夏。今村監督や大先輩・秋吉さんの熱い指導のもと22年ぶりとなる甲子園出場を目指します。

(中津東・冨永瑞貴主将)「2回戦、3回戦を突破したら、明豊が来るので明豊という山を倒して甲子園目指してやるだけなので目の前の一戦一戦をしっかり戦いたい」