半世紀にわたり高知県西部の観光施設として親しまれてきた土佐清水市の「足摺海底館」。入館した人の数が18日、650万人に達しました。
土佐清水市三崎(みさき)、海にそびえ立つ十字の形をした「足摺海底館」。

紅白のこの施設は、魚やサンゴなど多様な生き物が生息する竜串湾のありのままの姿を窓から覗いて見られる海中展望塔として1972年1月にオープンし、間もなく52年目を迎えます。その入館者の数が、18日、650万人に達しました。650万人目となったのはイランに住んでいて、半年ぶりの休暇で日本に帰ったという川守田智(かわもりた・さとし)さん家族です。川守田さん家族には記念のパネルと特製の陶器皿が贈られました。
(川守田智さん)
「高知が注目されてる中でこういう機会を頂いて非常に光栄に思います」
(川守田智早紀さん)
「2人目が生まれてから初めての家族旅行でこういうことがあったということでずっと覚えていると思いますし、子ども達が大きくなったら伝えてあげたいなと思います」

窓から海を覗いて様々な魚を目にした川守田さん家族。足摺海底館を運営する「高知県観光開発公社」は次は700万人を目指すとしています。














