任期満了に伴う高知市長選挙が19日に告示されました。6期目を目指す現職と元県議会議員の新人による一騎打ちの選挙戦となりました。
高知市長選挙に立候補したのは届け出順に現職で6期目を目指す岡﨑誠也(おかざき・せいや)(70)候補と新人で元県議会議員の桑名龍吾(くわな・りゅうご)(61)候補のいずれも無所属の2人です。
(岡﨑誠也 候補)
「経済はまだまだ戻っておりません。観光は順調に入ってますので、観光をさらに伸ばしながら、そして地域経済を元に戻し、南海トラフ地震の事前復興対策をしっかりと作り上げて。財政は私はプロでございますので、私じゃないとできないと思ってますので」
岡﨑候補は現在、5期目の70歳です。選挙戦では10の大きな政策を掲げていて、中小企業の経営基盤強化や南海トラフ地震の被災後を想定した「復興まちづくり計画」の策定などを訴えています。立憲民主党、国民民主党、社民党が推薦していて共産党が支援しています。
(桑名龍吾 候補)
「このままの高知市かこれからの高知市か、それを選ぶのが今回の高知市長選挙だと私は考えるところでございます。新しい風で新しい旗をあげ、そしてまた新しい市政というものを私は高知市民の方は望んでいるのではないかと思っております」
桑名候補は新人の61歳。県議会議員を4期務め、議長も経験しました。選挙戦では5つのビジョンと10の基本政策を掲げていて人口減少対策に向けた子育て支援や、医療費を中学生まで負担ゼロにすることなどを訴えています。自民党、公明党が推薦しています。
今回の市長選は、現職の5期20年間に渡る市政への評価が争点となっています。高知市長選挙の投票は県知事選挙と同じ11月26日に行われ即日開票されます。