小児がんなど命にかかわる病気の子ども達や、家族を支援する施設「こどもホスピス」について考えるシンポジウムが、沖縄市で開かれました。

こどもホスピスは、小児がんなど命にかかわる病気や障害がある子ども達が、病院などを離れて家族と楽しい時間を過ごすための施設です。

シンポジウムにはこどもホスピスの関係者や長年、小児がんの治療に携わっている医師らがパネラーとして登壇し、子ども達への接し方の心構えや病気の子どもが決して可哀そうでも不幸でもなく、サポートが必要と訴えました。

シンポジウムを主催したNPO法人によりますと、病院に併設しない形のこどもホスピスは現在、国内に大阪市と横浜市の2カ所だけだということで2026年の県内での設立を目指したいとしています。