食品卸売会社が創業100周年を記念して行ったキャンペーンの一環で、高知県内外の消費者がユズ狩り体験をしました。自らユズを摘み取り、その香り高さを肌で感じていました。
この体験は、旭食品が“高知のユズ”を全国に知ってもらおうと行った消費者キャンペーンの一環で、17日は、県内外から集まったおよそ30人がユズ狩りを体験しました。昼夜の寒暖差が大きい土佐山地区はユズの生産に適していて、旭食品は30年以上、土佐山地区で作られたユズでオリジナル商品を開発しています。収穫時に傷がつくと腐ってしまう、ユズ。参加者たちは、一つ一つ丁寧に摘み取り、カゴに入れていきました。
(大阪から)
「ユズの香りがすごかったです。マスク越しでもフワッとユズの香りがしてきて『癒やされる』みたいな。ユズがこんなにトゲトゲがあるって知らなかった、みかん狩りの感じかなと思ったら大間違いでした」
(大阪から)
「持って帰れたらユズ風呂にしたいです」
また、17日は旭食品のユズ大使に認定されているお笑いコンビ「はんにゃ.」の川島章良(かわしま・あきよし)さんも登場。料理好きでユズに詳しい川島さんのユーモアあふれるトークで楽しくユズ狩りを体験していました。

(旭食品 仁井田誠さん)
「全国で半分以上が高知県産のユズなんです。全国の人に『高知のユズってこんなにたくさんとれるんだよ』っていうのを知っていただきたい。持って帰っていただいて(ユズのレシピなど)色々考えていただいて我々に返していただいたら新しい商品も作れるかなって」
参加者はこの後、摘み取ったユズを搾る体験も行いました。それぞれの自宅に持ち帰り、料理などに使われるということで、高知のユズの魅力が全国に広がっていきます。














