大相撲の土俵では熱い取組がファンを魅了していますが、一方で取り巻く環境を見ると子供の「相撲離れ」が進んでいて、関係者は危機感を強めています。
◆相撲好きな子供はいるが・・・限られる稽古場所

福岡市中央区を拠点に活動する「住吉相撲クラブ」。未就学児から小学6年生までの10人が週に1度、稽古をしています。
参加する子供「相撲の朝稽古を見に行ったときに照ノ富士から抱っこされたときから相撲が好きになってそれでずっとやりたくて」
(Q.いつまでやりたい?)「力士になるまで」
子供「力持ちですごいなって」
子供「楽しい。大人になるまで続けて行きたい」
福岡市にある相撲のクラブチームは1つだけ。「住吉相撲クラブ」には福岡市だけでなく周辺の自治体からも子供が通っています。
◆車で片道40分かけて通う男の子「力士になるのが夢」

糸島市に住む小学5年の池松玄太くん。父親が運転する車に乗り片道40分かけて稽古に参加しています。
池松 玄太くん「お父さんがテレビで相撲を見ていて、面白そうだったからやってみたら面白かった。力士になりたい」
玄太くんの父親 池松 健さん「近くにクラブが無いからですね。したいとずっと言っていたけど、無いからできないねと言っていた。ここならなんとか週に一回ぐらいなら連れて来られるかなと」














