■男性にも向けられる「ルッキズム」どう向き合う?
外見をネタにした笑いなど男性にも向けられる「ルッキズム」。どう向き合ったらいいのでしょうか?
田中教授:
「太っている」とか、「髪が薄い」とか、そういった身体的特徴が規範から外れるものという認識が私たちの中にある。だから面白いっていう風に考えてしまうと思うんですよね。
山崎ナオコーラさん:
確かに先入観を持っているところが私もあって。これまでの教育とか文化とかで、もう差別感が植え付けられているのがいっぱいあるから、立ち止まるというのが大事なんだな思いました。

和田さん:
自分が多分ジャッジする側でもあったりするから、一方では。いわゆる女子トークで理想の男性像を話した時に、「背が高い方がいい」「スラッとしてた方がいい」とか、「これって自分たちもジャッジする側にいる時がある」というのをすごく気づいたので。
山崎ナオコーラさん:
もっともっと多様に生きていきたくて、もっと自分らしく生きていきたいから「こういうシーンで差別は起こるんだ」というのを皆で考えていくうちに、私も幼い子どもがいるんですが、次世代にもうちょっと生きやすい社会を作っていけるのかなっていうのを考えさせられました。
小川キャスター:
一呼吸おいて、誰かの外見に対してだったり、何かの見た目に対して、ものを申そうという時は、「本当にそれでいいのか」って考えてみるっていうことなのかなというふうに感じますけれども。

















