12月に高知で、プロレスの大会が開かれます。高知では触れる機会が多くはない、プロレスの見どころ、そして、観客に伝えたい思い、出場選手にききました。
(プロレス大好き 尾上七海 記者)
「きょうは来月高知大会が開かれるプロレスの大会に出場するプロレスラーの方に来て頂いております。さっそくお呼びしましょう、新日本プロレス海野翔太選手です!」

(海野翔太 選手)
「(Q.高知の空気はどうですか?)天気が良くて、暖かいですよね、すごく気分が晴れます」

海野翔太(うみのしょうた)選手は新日本プロレスでレフェリーを務める父のもとに生まれ、自身も2016年に新日本プロレスに入門。団体の未来を担う若手の中心選手として活躍しています。
■高知の印象
「天気がいい、野球とか秋季キャンプも結構来ている印象。きょう来てみて雲がない青空、天気良いですよね。気温もいいので、高知県民のみなさんは温かい、そんな印象がある。試合をしていても会場の声援が温かい、すごくうれしいイメージがある」

「やっぱり高知といえばカツオのたたきじゃないですか、大好きですね(笑)」
■地方大会への思い
「言い方に語弊があるかもしれないが、ビッグマッチより地方大会の方が大切だと思っている。1年に1回、多くて2回、来るか来ないかの地方大会のお客さまに新日本プロレス、プロレスを知ってもらう機会は少ない。その少ないチャンスでプロレスにどうやってハマってもらうか、面白さにどうやって気づいてもらうかっていうのが地方大会の大事なポイントだと思う。それが繋がってビッグマッチとかに見に来てくれたらいいなっていう考えなので、地方大会は個人的には一番力を入れている」

■“今”のプロレスの魅力
「プロレスって怖い、痛そう…血が…みたいなイメージがあると思う。そういう昭和のプロレスがあってこその今だと思っていて、最近のプロレスの会場って女性ファンとか家族連れとか子どもが多くなってきていて、それが今のプロレスの魅力の答えなのかなと思っている。会場に来てプロレスを見てみて、食わず嫌いではなくて見てから判断してほしいと思う。そのために来てもらうために頑張るし、きっかけがあってプロレスを見てもらえればハマってもらえる自信はあるので、一生懸命頑張っていきたい」
海野選手が特にプロレスを見てもらいたいというのが、悩みがあったり苦しんでいる人だといいます。

(海野翔太 選手)
「実際僕もそうだったんで、悩みがあったりしんどいときにプロレスを見たら、こうやって頑張っている人もいるから俺も頑張らないと、と背中を押してもらえるのがプロレスの魅力の1つ」
今回高知大会が開かれる「WORLDTAGLEAGUE」は選手が2人組の「タッグ」を組んで戦う総当たり戦です。

■大会の見どころ
「(シングルマッチとの違いは)ちょっと難しいですね、海外遠征に行っていたときはシングルマッチばかりだったのでタッグでやるのはまた違う。人数が増えれば楽になるかと言えばそうでもないし、それがタッグの魅力の1つ」
■タッグリーグに向けた意気込み
「出場したからには優勝。先日USヘビー級選手権試合で負けてしまったので、タッグリーグで優勝して東京ドームのリングに上がれるようにしっかり戦っていきたい」

(尾上七海 記者)
「そんな大切な試合を控えた海野選手に高知の食べ物で元気をつけてもらおうとこんなものをご用意しました!」