飲酒の機会が増える年末を前に飲酒運転をなくそうと、民間企業と高知県警が啓発活動を行いました。

啓発活動は県警と高知市内でコインパーキングを運営する「ダイセイ」が行いました。16日はダイセイの社員ら10人あまりが、およそ20か所のコインパーキングに県出身の漫画家村岡マサヒロさんがデザインしたポスターやステッカーを貼りました。また、車を運転する人にはチラシを配布するなどし、飲酒運転の撲滅を呼びかけました。

(ダイセイ 吉田忠志 常務取締役)
「飲みに来た場合には運転せずに帰ることは当然。代行(運転)を利用したり仮眠をとっても(運転して)帰らないであったり、車を置いて帰って翌日に取りに来ることなどを意識したポスターになっている」

県警によりますと、県内では今年、飲酒運転によりけが人が発生した事故が10件起きていて、去年の同じ時期に比べ3件増えています。

(県警 交通企画課 野中信吾 課長補佐)
「飲酒運転は悲惨な事故につながりやすい大変危険な犯罪行為。今回の駐車場利用者にポスターを見ていただいて飲酒運転は絶対にしない・させない気持ちを改めて持ってもらえたらと思う」

ポスターやステッカーはダイセイが管理する高知市内101か所のコインパーキングに貼られるということです。