岡山県総社市で死んでいた野鳥1羽について、確定検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

今月(11月)9日、岡山県が総社市秦で死んでいた野鳥のツミ1羽を回収し、簡易検査をしたところ、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたため、国立環境研究所で確定検査が行われていました。

検査の結果、高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出され、きのう(15日)に県に通知があったものです。

岡山県では、9日に環境省が指定したツミの回収場所から半径10キロ以内の野鳥監視重点区域内で、野鳥の大量死や異常があるかどうかや、渡り鳥の飛来状況など、巡回監視の強化を継続するとともに、岡山県内すべての家きん農家に対し、情報を伝え、衛生管理の徹底をあらためて要請したということです。