NHKの大河ドラマ「どうする家康」もクライマックスが迫っていますが、富山県公文書館では、徳川家康にまつわる興味深い資料が初公開されています。

県公文書館で11月10日から特別公開されているのは徳川家康の書状です。

誰にあてたものかは不明ですが、日付は1600年の9月7日。歴史的に非常に面白いタイミングで出されたものだということです。

県公文書館資料課 細川精樹課長:「有名な関ヶ原の戦いは9月15日に行われています。つまり、関ヶ原の戦いの直前ということになりまして、家康が関ヶ原の戦いに向けて有利な状況に向かっていることを示す書状になります」

書状は「岐阜落城について」と始まり、「おいおい良い知らせが来るだろう」と書かれていて、家康の優勢を知らせる内容です。