いよいよ16日に開幕するダンロップフェニックストーナメント、14日は練習ラウンドが行われ、注目の松山英樹選手が「もう1回勝ちたい」と意気込みを語りました。

今年、節目の50回大会を迎えるダンロップフェニックストーナメント。
国内外84人のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げます。

今大会、なんといっても注目は、4年ぶりに出場する松山英樹選手。
2021年にマスターズのチャンピオンとなって以降、初めての日本ツアー参戦となります。

2014年にこの大会を制している松山選手は、14日、ティーショットとグリーン周りの感触を入念に確かめていました。

(松山英樹選手)
「9年前に優勝しているし、もう1回勝ちたいと思っている試合なので、日本ツアーも4年ぶりなので勝ちたい。しっかりといいプレーをすれば上位に入ると思うので、それに向けて準備をして、日曜にいい思いをできるようにしたい」

(大田愛理リポーター)
「宮崎でおいしいものは食べましたか?」
(松山英樹選手)
「きのう、チキン南蛮を食べた」

また、松山選手と同じ組で練習ラウンドに臨んだのが、ディフェンディングチャンピオンの比嘉一貴選手。

グリーンでは、東北福祉大の先輩にあたる松山選手からパターの重心の位置を教わるなど、終始、笑顔を浮かべて練習ラウンドに臨んでいました。

(比嘉一貴選手)
「得意なコースで帰ってくることができたので、今自分がどれだけできるか確かめることができる試合なのかなというところで、いい選手と回ればまたそれもいい刺激になっていいプレーができると思うのですごく楽しみ」

また、比嘉選手、絶対に食べたいと話していたものもありましたが・・・

(大田リポーター)
「フルーツ大野のパフェは食べましたか?」
(比嘉一貴選手)
「さっそくきのう食べた」
(大田リポーター)
「何味のパフェを?」
(比嘉一貴選手)
「シャインマスカットのパフェ。おいしかった。」

一方、県関係では、主催者推薦枠で宮崎市出身の小浦和也選手が今回、初出場。

(小浦和也選手・30歳)
「ジュニア時代からすごく憧れの試合、特別な思いのある試合なので推薦が決まった時はすごく不思議な気持ちというか、うれしい気持ちでいっぱいになった」

このフェニックスカントリークラブでは何度も練習を重ねている小浦選手。
慣れ親しんだコースでどんな戦いをみせてくれるのか楽しみです。

(小浦和也選手・30歳)
「緊張もするし、プレッシャーもあると思うが、楽しみの方が強いので、ひとまず予選をクリアして、土日(地元の)皆さんに会えるように頑張りたい」

また、日章学園高校出身の香妻陣一朗選手も8年連続で出場します。

このほか、大会レコードホルダーのブルックス・ケプカ選手や、今年アメリカツアー初優勝を飾ったサヒス・ティーガラ選手など、豪華な顔ぶれがそろったダンロップフェニックストーナメント。

賞金総額2億円、優勝賞金4000万円をかけた戦いは、フェニックスカントリークラブでいよいよ16日に開幕です。